Christmas (Japanese)

<Holy Hold Me> MISIA 「SINGER FOR SINGER」 2004
  シンガーコンセプトアルバムと名打たれたとおり、他のシンガーが書いた曲を、シンガーMISIAが歌うというもの。この曲は、久保田利伸さんの作曲です。「街中のトワイライト 消え残る光が 忘れかけた愛を そっと呼び覚ます 誰を今思うの? この星の中で」
<クリスマス・イブRap> KICK THE CAN CREW Single 2001
  誰もが知ってる、山下達郎「クリスマス・イブ」のRapカバー。この曲は、他の人たちもカバーされていますが、達郎さんの世界観で完結しているため、誰がカバーしてもイマイチのものばかり。誰もカバー不可能と言われていたものを、Rapでカバーとは考えたものです。曲のイメージを壊さず、新たな解釈を加えたそんな印象です。なかなか良い出来に仕上がっていると思います。
<白い恋人達> 桑田佳祐 Single 2001
  「今宵 涙こらえて奏でる愛のSerenade 今も忘れない恋の歌 雪よもう一度だけこのときめきをSerenade ひとり泣き濡れた夜にWhite Love」
<クリスマスキャロルの頃には> 稲垣潤一 Single 1992
  ドラマの主題歌として大ヒットした曲です。 「クリスマスキャロルが 聞こえる頃には 出会う前に戻って もっと自由でいよう クリスマスキャロルが 聞こえる頃まで 何が 大切なのか 1人 考えたい」
<恋人がサンタクロース> 松任谷由美 「SURF&SNOW」 1980
  その昔、松田聖子がカバーしたことと、映画「私をスキーに連れてって」で使われたことで有名になった曲です。 「昔 となりのおしゃれなおねえさんは クリスマスの日 私に云った 今夜 8時になれば サンタが家にやってくる ちがうよ それは絵本だけのおはなし そういう私に ウィンクして でもね 大人になれば あなたもわかる そのうちに」
<DEAR...again (Ver.2.05)> 広瀬香美 「THE BEST Love Winters」 1998,1996
  ご存じ、アルペンのCM曲、歌のうまさとせつないメロディーが絶妙。「元気でやってますか? 電話も最近かかって来ないけど 私と同じくらい あなたも毎日に追われてるのでしょう」 「クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰って来てね プレゼントなんていらない あなたがいればいい」
<CHRISTMAS DAY> オフコース 「クリスマスの贈りもの」 1990
  「恋びとたちは ま白な雪とともに やがて不思議な国へ すてきな夜を望みなさい クリスマス・デイ クリスマス・デイ 心 ひそかに」
<Someday Somewhere> チューリップ 「クリスマスの贈りもの」 1990,1979
  「知っているかい 大事なことは 愛を失うたびに 君はもっと美しく 美しくなってゆく」 「いつからだろうね サンタクロースが この世に居ないことを 知ったのは 誰にも聴かずに 僕等は知ったじゃない」
<かりそめのスウィング> 甲斐バンド 「THE 甲斐バンド」 1986,1975
  日本のロック史において、ジャズ・テイストのクリスマスソングと言うのは異色ではないかと思います。甲斐よしひろ曰く、甲斐バンド公認のクリスマスソングは、「安奈」ではなく、この「かりそめのスゥイング」だそうです。 「ジングルベルに街が うき足だった夜 人の声と車の音が 飛び交ってる ニュースは不況を喋い 町には人があふれた そしてふらりとあいつは 舞い戻ってきた」
<センチメンタル クリスマス> 浜田省吾 「愛の世代の前に」 1981
  大ヒットシングル「悲しみは雪のように」のオリジナルが収録されていることで、アルバム「愛の世代の前に」がヒットしたのでこの曲をご存知の方も多いでしょう。アルバム「Club Snowbound」にもセルフカバーされていますか゛、アカペラで始まるこのオリジナルの方がクリスマスらしくて好きです。 「冷たい風に襟を立て 家路を急ぐ人 酔い潰れてひとり 誰かの名を呼ぶ人 どうか世界中の人に 安らぎ運んでおくれ センチメンタルクリスマス」
<アヴェ・マリア> 浜田省吾 Single 1992
  この曲は、日本でもっともポピュラーな賛美歌のひとつだと思います。クリスチャンでない日本人が、クリスマスソングを歌う意味は何なんだろう?という疑問に陥ることがあるのですが、この曲を聴くと、なんだか聖なる気持ちにさせられます。このCDには 「このレコードの印税収益のすべてはエイズの治療・研究のために寄付されます。」 とあります。
<MIDNIGHT FLIGHT−ひとりぼっちのクリスマス・イブ> 浜田省吾 「Club Snowbound」 12inch Single 1985
  ライナー・ノーツより  「カウンターに坐って、ジントニックを注文した。クリスマス・イブの夜に、ひとりで来てビデオを見てるような男のことなんか気にしてられないって感じで、バーテンは愛想笑いのひとつもしてくれなかったなあ。店の奥のテーブルには、やけにドレス・アップしたグループがパーティをやってた。数十人のまだ20代になったばかりという連中で、男の子達は全員フォーマルなスーツできめてたし、女の子達は、まるで結婚式にでも出るみたいなイブニング・ドレスで、それはもう皆、美しい娘ばかりだった。男の子達はどこかの大学生らしくて、先輩のインターンの話やら車の話に夢中で、女の子達は、そんな彼等をうっとりと、もしくはそれらしく見つめてるって感じでさ、まあもりあがっている訳さ。それで、おれはあのみじめだった自分の学生時代と、今夜のひとりぼっちの状況を身につまされたって訳さ。たぶん意識したにせよ、しなかったにせよ、あの夜、来年のクリスマスの頃には、クリスマスの歌を作りたいと思ったんだろうな。どこかの、ひとりぼっちの、誰かさんの為にね。」  このアルバムに収録されている曲は、かなりのオーバー・ダビングが施されていて、いわゆるフィル・スペクター・サウンド、まさに音の壁といった感です。やはり、クリスマスにはこういうエコーの深い曲が聴きたくなります。 「Club Surf&Snowbound」 として1987年にCD化されています。私の中では、日本のクリスマスソングで、ベスト3に入る曲です。
<CHRISTMAS TIME IN BLUE 聖なる夜に口笛吹いて> 佐野元春 12inch Single 1985
  ハートランドからの手紙#15より  「十代の頃よく、クリスマスというと、仲間たちみんな集まってパーティーを開きました。正直に言うと、僕はあまり楽しくなかった。なぜなら、たいていの場合、自分はそこで演奏しなければならない立場だったから。みんなは、思い思いのガールフレンドを傍らに、聖なる日の前夜を、楽しげに祝福しているというのに、僕はといえばピアノに向かいあって、バカみたいに何度も何度もくり返し、ホワイトクリスマスか何かを歌っている。十代の頃のクリスマスは、まあ僕の場合、そんなふうにして過ぎていきました。それから、いつの頃からか、毎年クリスマスの時期が近づくたびに、自分でも1曲、何かクリスマスについての歌を書いてみたい、そんなふうに思うようになりました。」  レゲイ風にアレンジされたこの曲は、日本のクリスマスソングの中で出色の出来と言っていいでしょう。私の中では、日本のクリスマスソングで、ベスト3に入る曲です。
<クリスマス・イブ> 山下達郎 12inch Single 1983
  今では日本でもっとも知られているクリスマスソングでしょう。この曲は、1983年に30cmピクチャー・シングル(雪と氷の結晶がプリントされている)の生産限定販売として発売されました。当時、学生でお金のなかった私は、この年このレコードを買うことが出来ず、翌年にこのレコードを買った記憶があります。それほどこの曲は、マイナーな曲だったのです。JR東海のCMに使われてからというもの、この曲があまりに有名になり、クリスマス・シーズンにはカラオケでよく歌われるという現象まで起こってしまいました。達郎本人も以前、インタビュー記事で、「この曲は、複雑なコード進行を用いて作っているのでカラオケで歌うのは難しい」といってました。(私はこの曲を、カラオケで完璧に歌ったのを聴いたことがありません) 日本のクリスマスソングとしては、楽曲的に考えても、この曲がスタンダードとして残っていくのは確実でしょう。今年(1998年)7年ぶりのコンサートツアーでも、この曲を、変わらぬ声で聴けたのはうれしかったです。私の中では、日本のクリスマスソングで、ベスト3に入る曲です。
<Jingle Bell Rock> 山下達郎 「TATSURO YAMASHITA PRESENTS X’masSongs」 1999
  1999年のクリスマス・シーズンに、ケンタッキーがフライドチキンのおまけCDとして配った中の一曲です。このバージョンはライブで、山下達郎のファンクラブでは毎年年末に会報と共にCDが送られてくるようで、会員にはこれ以前に配られていたようです。収録は、1995年11月26日、山下達郎サンディソングブック3周年記念公開LIVEからで、場所は東京FMホールです。
この曲は、海外ではポピュラーなクリスマスソングで、色々な人が歌っていますが、ビーチボーイズのマイクラヴの歌うバージョンが、私のお気に入りです。でもこのCDは持っていない、とても残念です。
<Silent Night> 山下達郎 「ON THE STREET CORNER 2」 1986
  この曲も、日本でもっともポピュラーな賛美歌のひとつだと思います。達郎、独自のひとりアカペラで展開されるこの曲は、やはりクリスマスにぴったりでしょう。
<ホワイト・クリスマス> 山下達郎 12inch Single 1983
  この曲は、クリスマス・イブのカップリングとして発表されました。ホワイト・クリスマスは世界中でもっとも有名な曲であり、つい最近まで(1997年、エルトンジョンによる、故ダイアナ妃の追悼曲が記録更新) 世界中で最も売れたレコードでした。またこの曲は、クリスマス・ソングによくありがちな日本語歌詞で歌われるということはなく、世界中どこに行っても、オリジナルの英語歌詞で歌われているそうです。

Last Up Date 12/Jun/2005

* 楽曲のデータは、Singleの発売年、オリジナル収録のAlbumを記載していない場合があります。あくまで個人所有の CD・レコードからの表記ですのであしからず。