Spring

<さくら> ケツメイシ Single 2005

 

ここ数年、”サクラ”タイトルの曲が多く作られていますが、その中でも一番好きな曲です。ラップスタイルの曲で、良くありそうな感じもしますが、詩の出来がなかなか良いと思います。

<春の歌> Spitz 「CycleHit1997−2005」 2006,2005

 

CM曲としてロングヒットしていますが、スピッツらしいと言うか、スピッツの王道を行っている感があります。

<BELIEVE> MISIA 「LOVE IS THE MESSAGE」 2000
  別れと旅立ちを歌った曲で、このアルバムバージョンでは、ジェット機のSEがかぶって入っています。とりわけ春を歌った曲ではないのですが、何となく春を連想させる曲です。
<明日、春が来たら> 松たか子 「Five years-singles」 2001,1997
  さすが一流の女優さんは、何をやってもその存在感と、表現力は違います。 「明日、春が来たら 君に逢いに行こう 夕立が晴れて時が 止まる場所をおぼえてる?」
<桜の時> aiko 「桜の木の下」 2000
  「春が終わり夏が訪れ 桜の花びらが朽ち果てても 今日とかわらずあたしを愛して」
<桜坂> 福山雅治 Single 2000
  人気TV番組コーナーの挿入歌として、大ヒットした曲です。「愛と知っていたのに 春はやってくるのに 君は今も 君のままで」
<IT'S ONLY LOVE> 福山雅治 Single 1994
  「愛だけは 忘れたはずさ 君のこと 忘れたいよ どうしてさ またひとつ 風が想い出 運んで あふれる涙は IT'S ONLY LOVE」
<my graduation> SPEED 「MOMENT」 1998
  今では、SPEEDのプロデューサーとして有名になった伊秩弘将ですが、私が伊秩弘将の名を知ったのは、今から10年程前(1988年)に渡辺美里の 「恋したっていいじゃない」の作曲者としてです。SPEEDの良さは、伊秩弘将によるところが大きいのですが、ボーカルの二人の歌のうまさもなかなか良いと思います。解散は、まるで桜の花のごとく短い活動でした。
<ら・ら・ら> 大黒摩季 「MAKI OHGURO BEST OF BEST」 1999
  SMAPの中居くん主演の、ドラマの主題歌として大ヒットした曲です。この歌詞にある「TVやマスコミは・・・」という部分など、思わずうなずいてしまう部分が、この曲のヒットの理由でしょうか? 「懐かしいにおいがした すみれの花時計 恋愛中ってもっと楽しいと思ってた 好きになるのは簡単なのに輝き持続するのは・・・」 「TVやマスコミはいったい誰のもの? とっても寂しいからとりあえずつけてます」
夢で逢えたら> RATS&STAR 「BACK TO THE BASIC」 1996
  ライナーより、「自分で言うのはおこがましいとは思うけど、この曲の良さを120%表現できたと自負してるんだ」(鈴木雅之) もともとこの曲は、大瀧詠一氏が吉田美奈子さんに提供した曲ですが、オリジナルよりもたしかにいい出来です。
<木綿のハンカチーフ> 太田裕美 「BEST SOLLECTION」 1975,1986
  昨年(1999年)と今年(2000年再放送)、BS放送で松本隆さんの特集番組がありました。その中で作曲の筒美京平さんが、「こんな長い詞には曲をつけられないと言った」という話や、この曲が出来たエピソードが面白かったです。この曲を久しぶりに聴いて、とてもいい曲だなと思いました。
<飛遊人−Human−> 山下達郎 「ARTISAN」 1991
  「いつの日か出て行こう 約束のあの場所へ 目を閉じた すぐそこに 春が」 この曲は、JALのCM曲として作られた曲です。前半はピアノの弾き語りで始まり、後半は達郎お得意のアカペラに移っていくという地味な曲なのですが、詞もシンプルでいいです。
<赤いスイートピー> 松田聖子 1982
  松田聖子の好きな曲をアンケートすると、必ずベスト3に入る曲。曲はユーミン、詞は松本隆のコンビによるものです。この曲が支持されるのは、やはり詞の良さなのでしょう。この詞には女の子の気持ちがよく表れているようで、さすが松本隆と言った感です。
<My Revolution> 渡辺美里 「She loves you」 1995,1986
  この曲によって、歌手、渡辺美里と、作家、TKこと小室哲哉の名を世に知らしめた曲です。詞は、美里自身ではないのですが、詞の言葉は作家に色々と注文をして変えてもらったとか。この詞の中には、春と言う言葉はないのですが、何かを始める季節にあう曲だと思います。 「感じて Heart Ache 笑顔が多いぼど ひとりの夜がつらいね わけあいたい 教科書のすき間に書いてた言葉 動き出すよ」 「自分だけの生き方 誰にも決められない 君と見つめていたい My Fears My Dreams 今すぐ」
<いつかきっと> 渡辺美里 「BIG WAVE」 1993
  「雪どけには 木立の中 きらきらイオンがあふれて 汚れた宇宙もやがて息づいてく」 「あの微笑 あの苛立ち あの輝き 君のぬくもりを抱きしめたら 風は春のにおいがしている」
<卒業> 渡辺美里 「Lucky」 1991
  作曲・プロデュースは、小室哲哉によるものです。メロディーはどことなく日本的な曲で、シンセアレンジは、この頃の小室が多用していたワンパターン。良くも悪くも、聞けば誰の曲かすぐ解るというアレンジです。 「さらさらと 雨に追われるように 花は散るらん 一枚きりの切符」 「ひとりきり 青空みあげても 誰にも 卒業できない恋がある」
<Promise> 渡辺美里 「Live Love Life」 1995
  この曲は、1995年の夏、名古屋・大阪・西武球場で行われたライブを収録したアルバムからです。この年7月、大阪城ホールで行われたライブでは、この曲を歌う前に、「この曲は阪神大震災の次の日に出来ました」と言ってました。この年、1月17日に起こった震災に対して、京都育ちの美里としてもいろいろな思いがあったのだろう。この曲は同年、2月から3月にかけてCM曲として流れていました、その時には特に好きでもなかったのですが、このライブの時からとても好きになりました。 「永遠なんて どこに あるんだろう」 と歌われるこの詞を読むと、いろんな思いが詰まっているのを感じました。 「移りゆく季節 過去をさらい 着古した 上着にも 春のいろが あふれてくるよ」 「人波におされる 交差点 「グラン ブルー」のカンバンと きみが恋しい 満ちてゆく夕闇 街を照らし やわらかな希望の においにつつまれてく」
<卒業> 尾崎豊 Single 1985,1999
  この曲によって、尾崎豊の人気を決定づけたと言われる曲。この曲は当初12-inch Singleとして発売され、12inch Singleとして初の1位獲得という記録を持っています。また、歌詞の 「夜の校舎 窓ガラス壊してまわった」  という部分に影響されてか、本当に校舎の窓ガラスが壊されたというニュースがあったくらいに、社会現象化した曲でもあります。
<歌えなかったラブソング> 織田祐二 Single 1991
  「最終日のゼミは長く 俺たちは汗ばみながら 胸の中で卒業までの日々を数えてた」 「国道沿い 風は強く 人ごみに 俺は流され もがきながら 誇れるものを今日も探してる」
<どんなときも。> 槇原敬之 Single 1991
  「僕の背中は自分が 思うより正直かい? 誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ 旅立つ僕の為に ちかったあの夢は 古ぼけた教室の すみにおきざりのまま」
<黄砂に吹かれて> 中島みゆき 「回帰熱」 1989
  この曲は、工藤静香のヒット曲として知られている曲で、作詞:中島みゆき、作曲:後藤次利のコンビによるものです。このバージョンは、原曲と違ってミディアム・スローにアレンジされていて、中島みゆきの歌のうまさも抜群です。 「黄砂に吹かれて聴こえる歌は 忘れたくて忘れた 失くしたくて亡くした」 「遠くへ向かう旅に出たいの あなたから遠い国まで 誰にも会わない国まで 黄砂よ何故 嘘 見破るの 旅人」
<風に立つライオン> さだまさし 「さだまさし白書〜リサイタル’92〜」 1992
  この歌を聴くと、一度ナイロビに行ってみたくなります。 「ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更 千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて 故郷ではなく東京の桜が恋しいということが 自分でもおかしい位です おかしい位です」 「この偉大な自然の中で病と向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね やはり僕たちの国は残念だけれど何か 大切な処で道を間違えたようですね」 「診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ」
<恋のひとひら> EPO 「FIRE & SNOW」 1991
  どことなく日本的なメロディーと、ハウス・ミュージック的な打ち込みが融合したいい曲です。「うつろいを 嘆くように 粉雪が とけていく」
<赤い川> EPO 「FIRE & SNOW」 1991
  日本的メロディーと、EPOの歌声の良さがとても印象的です。 「こごえた窓に 小春の 手鞠 はずんで 誰に とまる」 「歴史を ぬりかえる インクは いらない 代わりに その理由を 知りたい」
<セシルの週末> 松任谷由美 「時のないホテル」 1980
  春の曲?ではないのでしょうが、何だか春らしい?曲です。歌詞のすごさは特筆物です。
<最後の春休み> 松任谷由美 「OLIVE」 1979
  「もうすぐ別の道を歩き 思い出してもくれないの そよ風運ぶ過ぎたざわめき 今は春休み 今は春休み 最後の春休み」
<降る時> 松任谷由美 「REINCARNATION」 1983
  ユーミンの隠れた名曲とでも言える曲で、ユーミンの曲の中で、もっとも好きな1曲です。 「窓際では老夫婦が ふくらみだした蕾をながめてる 薄日の射す彼木立が 桜並木であるのを誰もが忘れていても 何も云わず やがて花は咲き誇り かなわぬ想いを散らし 季節はゆく」 「四月ごとに同じ席は うす紅の砂時計の底になる 空から降る時が見える さびれたこのホテルから」
<生まれた街で> 荒井由美 「MISSLIM」 1973
  「生まれた街の匂い やっと気づいた もう遠いところへと ひかれはしない」 「街角に立ち止まり 風を見送ったとき 季節が わかったよ」
<真珠のピアス> 松任谷由美 「PEARL PIERCE」 1982
  この歌詞には、春と言う言葉がないのですが、イメージ的には春を感じます。ユーミンの、恨み節とも言える歌詞もさらりと歌われています。 「もうすぐかわいいあの女と 引っ越しするとき気づくでしょう Broken heart 最後のジェラシー そっとべっどの下に片方捨てた Ah・・・真珠のピアス」
<ランチタイムが終わる頃> 松任谷由美 「PEARL PIERCE」 1982
  お昼休みのほんのひとときを歌った曲で、女性心理をたくみにとらえているところは、ユーミンならではと言った所です。 「会えるはずのないあなたの姿も 見つけられそうに混んだレストラン みじめなうわさが届かないように 気の早い半袖で来てみた」
<春よ来い> 松任谷由美 「THE DANCING SUN」 1994
  こういう日本的なメロディーを、さりげなく書けるところが、ユーミンのすごいところなのでしょう。ユーミン90年代の名曲でしょうか。 「春よ まだ見ぬ春よ 迷い立ち止まるとき 夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く」
<卒業写真> 松任谷由美 「neue musik」 1998
  ユーミンのライブでは、アンコールの一番最後に、泣きながら声が裏返り、ぼろぼろになりながらこの曲を歌っていたのを何度か見たことがあります。新録音されたこの曲をあらためて聴くと、やはり”いい曲だな”と思います。このアルバムに 「卒業写真」が収録されているのは、初回限定盤のみ、現在では新譜が手に入らないのはご存知の通りです。 「人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって」
<明日の私> 竹内まりや 「Impressions」 1994
  「私を育てたこの町に 新しい風が吹いたら 想い出ごと箱に詰めて 都へと旅立つの」 「自由気ままなひとり暮らし 思ったほど楽じゃなくて 置き去りにした古い恋も フェイドアウトで消えたの」
<笑顔の行方> DREAMS COME TRUE 「WONDER 3」 1990
  「卒業アルバムの最初の春のページ 無邪気に笑う私がいる・・・」 「髪も上手に編めるようになって マニキュアだってうまく塗れるわ もうあの頃の私じゃない 同じ笑顔はできなくても」
<4月の雨> DREAMS COME TRUE 「MILLION KISSES」 1991
  「おめでとう 春に生まれた あなたへ飛ばして 心を飛ばして 今年もここから 静かに祈ってる 雨に消えぬように 雨に消えぬうちに 答えはいらないから 愛するあなたへ 届いて 届けて」
<そして僕は、途方に暮れる> 大沢誉志幸 「naive collection」 1984,1992
  CM曲に使われた、大沢誉志幸の最大のヒット曲。独特のリズム・アレンジによるこの曲は、今でも新鮮にきこえます。名曲と言ってよいでしょう。 「もうすぐ雨のハイウェイ 輝いた季節は 君の瞳に何を うつすのか そして僕は 途方に暮れる」 「君が選んだことだから きっと 大丈夫さ 君が心に決めたことだから そして僕は 途方に暮れる」
<木蓮の涙> スターダスト・レビュー Single 1993
  「いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに」 「木蓮のつぼみが 開くのを見るたびに あふれ出す涙は 夢のあとさき」
<木蓮の涙〜acoustic〜> スターダスト・レビュー Single 2005

 

タイトルの通り、ピアノによるアコーステックバージョンで、ウイスキーのCMに使われています。小田和正さんがこの曲を気に入っており、スタレビとジョイントしたときに良く歌ったりしているようです。

<上を向いて歩こう> スターダスト・レビュー 「CHARMING」 1986
  ご存知、故、坂本九氏の世界的ヒット曲をアカペラでカバー。 「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日 一人ぼっちの夜」
<ラヴ・マイナス・ゼロ> 甲斐バンド 「ラヴ・マイナス・ゼロ」 1985
  歌詞には、何処にも春らしい言葉はないのですが、町中の雑踏が曲のバックに流れるのを聞いて、何だか春らしい?と感じさせる曲です。
<昨日のように> 甲斐よしひろ 「DOUBLE INITIATIVE」 1991,1975
  甲斐さんがかつてライブで、「この時代(1975年)にモーウン・サウンドを取り入れていたんだ」 という風なことを言ってました。新しいものを取り入れるのが早い、甲斐さんらしいところです。 「果てることのないこの世の中で 果てることのない人の流れの中 あの人はいつわりだけが 味方だとつぶやいた」 「くるはずのない春の日射しのような くるはずのない幸せの中 あの人はねむるように 死にたいと泣いたんだ」
<嵐の季節> 甲斐バンド 「流民の歌」 1981,1995
  現在の世情にも通じる、甲斐さんのジャーナリスティックな視点が歌詞から読みとれる。春の嵐と言うだけではなく、”いまは嵐の季節”なんでしょう。 「けだるく何もない 昼下がり 最後のビールを 飲みほして 手持ちぶさたで テレビを観たら ニュースの アナウンサーが 熱い季節ですと ささやく」 「そうさコートのえりを立て じっと風をやり過ごせ みんなこぶしを握りしめ じっと雨をやり過ごせ いまは嵐の季節」
<荒馬> 甲斐バンド 「甲斐バンド・シングル・コレクションVOL.1」 1990,1980
  「桜ふぶく花に埋もれた道をあの人と歩いた 春の中にある部屋にさそわれ やさしく抱きしめられた 荒馬のように 荒馬のように 俺は高く駆けようとしていた」
<路地裏の少年> 浜田省吾 「ON THE ROAD」 1982
  この歌前のMCでは、 「想い出の歌をみんなに送りたいと思います」 と言ってます。 「真夜中の校舎の白い壁に決別(わかれ)の詩 刻み込んだ 朝焼けのホームにあいつの顔 探したけど涙で見えず 「旅に出ます」 書き置き机の上 ハーモニカ ポケットに少しの小銭」
<遠くへ> 浜田省吾 「EDGE OF THE KNIFE」 1991,1986
  オリジナルは、アルバム「J.BOY」に収録されていて、この曲のタイトルは 「遠くへ−1973年・春・20才」とあります。オリジナルより、このバージョンの方が、アレンジ・ボーカル共に出来がいいです。 「初めてあの娘に出合った朝は 僕は20才で まだキャンパスも春 赤いヘルメットの奥の瞳に 見透かされたようで 何とか照れ笑い」

Last Up Date 11/Jun/2006

* 楽曲のデータは、Singleの発売年、オリジナル収録のAlbumを記載していない場合があります。あくまで個人所有の CD・レコードからの表記ですのであしからず。