Christmas (Foreign)

<SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN> BRUCE SPRINGSTEEN 「IN HARMONY 2」 LP 1981

  邦題 「サンタが町にやってくる」 で知られてる曲ですが、このバージョンはロックンロール風にアレンジされています。バックでサンタクロースの格好をした、サックスのクラレンス・クレモンスの笑い声に、楽しそうに歌うスプリングスティーンの声が、とても印象的で楽しい1曲です。子供向けテレビ番組のために制作されたオムニバス・アルバム 「IN HARMONY 2」 に収録されています。また、大ヒット・アルバム「BORN IN THE USA」からのシングル・カット「My Hometown」のB-sideとして1985年に発売されています。録音は、”Live at CW.Post College(Greenvale,NY) on December 12 1975”とあります。

I SAW MONNY KISSING SANTA CLAUS> THE JACKSON 5 「A MOTOWN CHRISTMAS」 1990

  邦題 「ママがサンタにキスした」 で知られる曲です。ジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンがボーイ・ソプラノで楽しく歌っています。

<Little Saint Nick> THE BEACH BOYS 「Ultimate Christmas」 1998,1964

  フィル・スペクターのクリスマスアルバム 「クリスマス・ギフト・フォー・ユー」と並んで有名な、ビーチボーイズのクリスマスアルバムから。山下達郎さんも好きなクリスマスソングに、このアルバムを上げていました。

<Wonderful Christmastime> PAUL McCARTONY 「THE CHRISTMAS ALBUM」 LP 1985

  ポール・マッカトニーの定番クリスマス・ソング。

<Winter Wonderland> EURYTHMICS 「A VERY SPECIAL CHRISTMAS」 1987

  定番クリスマスソングですが、アンレノックスのボーカルとアレンジが好きです。

<Have Yourself A Merry Little Christmas> THE PRETENDERS 「A VERY SPECIAL CHRISTMAS」 1987

  オリジナルは1943年のミュージカル映画「若草の頃」(邦題)の為に作られた曲です。このバージョンは、しっとりとしたスロー・バーラード風にアレンジされていて、数あるカバーの中で一番のお気に入りです。。

<Miss You Most(At Christmas Time)(ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム))> MARIAH CAREY 「MERRY CHRISTMAS」 1994

  マライアのクリスマス・ソングといえば 「恋人たちのクリスマス」 が有名なのですが、わたしは明るいこの曲より、しっとりとせつないバラードの 「ミス・ユー...」の方が好きです。クリスマスの定番バラードの、1曲でしょう。

<AVE MARIA> CELINE DION 「THESE ARE SPECIAL TIMES」 1998

  セリーヌ・ディオンの澄んだ歌声に、この定番賛美歌はよく似合います。

PLEASE COME HOME FOR CHRISTMAS> EAGLES Single EP 1978

  邦題は「ふたりだけのクリスマス」です。ライナーより  「あの「ホテル・カリフォルニア」が発表される以前からいわゆるロックファンの間では、西海岸のトップ・バンドとしてイーグルスは認められていたのだけれど、あのレコードが売れに売れてからというもの、何かと言うと、即カリフォルニアという言葉にひっかけて、イーグルスの名前が聞かれるようになってしまった。例えば、さまざまな広告コピー、それもいかにもカリフォルニアを意識しましたとでも言わんばかりの広告コピーに、イーグルスという5文字をよく見かけるようになったのだ。たしかにあのレコードはセンセーショナな話題を提供し、普段はあまりロックを聴かなかった音楽ファンにまで、あのセンチメンタルなメロディーとレゲエのリズム、そしてあの見事なアート・ワークのアルバム・カヴァーによって、カリフォルニアの夢を見させてくれたのだ。
’70年代のアメリカン・カルチャーを象徴する永遠のポップ・ミュージックが、西海岸から生まれたのだ。そのスピリットは高い意識を秘めてはいても、常に大衆性を見失うことなく、良質のロックの想像に賭ける5人のオール・アメリカン・ボーイズ、それがイーグルスなのだ。
さて、「ホテル・カリフォルニア」から2年ぶりの新録音は、何と、クリスマス・ソング。この曲は、’50年代のブルース・メン、チャールズ・ブラウンとジーン・レッドのペンになる知られざる名曲。この曲を探し出してきたイーグルスのセンス、アイデアに脱帽だ」

<CHRISTMAS(BABY PLEASE COME HOME)> Darlene Love 「A CHRISTMAS GIFT FOR YOU Frpm Phil Spector」 1990,1972

  映画「グレムリン」の始まりに使われていたこの曲は、フィル・スペクターの最高傑作といってもいい 「クリスマス・ギフト・フォー・ユー」 に収録されています。このアルバムのキャチ・コピーには 「これは只のロック・クリスマス・アルバムではない。今なお、ロック史に絶対的影響力を持つ名盤中の名盤!!」 とあります。クリスマス・アルバムは音楽的側面で聴くと内容的に今一つのものが多いのですが、このアルバムに納められている曲はどれも内容のあるもので、クリスマス・アルバムとしてだけでなく音楽的にすばらしいものです。その中でも一番のお気に入りがこの曲です。日本版には、フィル・スペクター評論家とでも言うべき大瀧詠一氏の解説付きです。尚、90年代の歌姫といわれるマライア・キャリーもアルバム 「メリー・クリスマス」でこの曲をカバーしています。

<Happy Xmas(War Is Over)(ハッピー・クリスマス(戦争は終った))> John Lennon & Yoko Ono 「Superstar Christmas」 1997,1971

  その昔は、この曲というかジョン・レノンがあまり好きではなかったのですが、だんだんとこの曲のよさとジョン・レノンの偉大さが解ってきた今日この頃です。この曲の歌詞にあるように戦いのないクリスマスとニュー・イヤーが訪れますように。

CHRISTMAS TIME> Bryan Adams 12inch Single 1985

  ライナーより、 「日本人とってはさほどでもないけれど、欧米人にとってはクリスマス・ソングというものがかなりベイシックなところでポピュラリティーを得ている。それはもう民族的歌唱といってもよいくらい。なんたって、”ジーザス・クライシスト・スーパースター”の衆だもんネ。こころのひだのあたりでとらえてる。だからこそ、ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」が2千5百万枚なんて驚異的なレコード・セールスを果たしているわけだ。それにしても、そんなものは年よりだけのものだろう、というなかれ。ロック界においてる、クリスマス・ソングというのはなじみがふかいものなんだよネ。」  元々この曲は、ファンクラブのためにレコーディグされたものですが、楽曲がとてもいいです。ブライアンのしゃがれた声が、やはり最高です。

<LAST CHRISTMAS(ラスト・クリスマス)> WHAM! Single 1984

  デビュー当時は、イギリスのマッチ(近藤真彦)とトシちゃん(田原俊彦)と呼ばれたデュオ、ワム!ですが、この楽曲の良さとジョージ・マイケルの歌のうまさは、日本の二人と比べるべきもないといった感です。このシングルにはレギューラーサイズと、PUDDING MIXがあり、後者の方がおすすめです。

<Last Christmas> Human Nature 「Superstar Christmas」 1997

  上記、WHAM!のカバーで、アカペラバージョンです。オリジナルもいいけど、こちらもなかなかの出来です。

<Silent Night> Boyz U Men 「Superstar Christmas」 1997

  アカペラによるサイレント・ナイトです。

<Silent Night(サイレント・ナイト)> Cyndi Lauper 「Merry Christmas...Have a nice life!」 1998

  シンディーの声がサイレント・ナイトの美しいメロディーに似合いすぎます。

<7 O'CLOCK NEWS/SILENT NIGHT(7時のニュース/きよしこの夜)> SIMON & GARFUNKEL 「PARSLEY, SAGE, ROSEMARY AND THYME」 1966

  ライナーより、 「この曲がどのような曲なのかはここでは言わないが、初めてこの曲を聴いた時は背スジが凍り付き、目に涙が溢れた。これは私の耳にした中で、今日の世界に関する最も有効な声明のひとつだ。」  サイモン&ガーファンクルが、とても綺麗なハーモニーで歌う 「きよしこの夜」 のバックに、7時のニュースを淡々と読み上げるアナウンサーの声が流れるという、かなり異色の内容です。当時の世情を反映させた強いメッセージ性を含んだ内容です。

<White Christmas> BING CROSBY 「THE CHRISTMAS ALBUM」 LP 1985,1942

  ホワイト・クリスマスは世界中でもっとも有名な曲であり、つい最近まで(1997年、エルトンジョンによる、故ダイアナ妃の追悼曲が記録更新) 世界中で最も売れたレコードでした。またこの曲は、クリスマス・ソングによくありがちな日本語歌詞で歌われるということはなく、世界中どこに行っても、オリジナルの英語歌詞で歌われているそうです。

Last Up Date 26/Nov/2002

* 楽曲のデータは、Singleの発売年、オリジナル収録のAlbumを記載していない場合があります。あくまで個人所有の CD・レコードからの表記ですのであしからず。